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日本の春の苦味

雨水のこの時期、女の子のいる家庭では雛人形を出す。

雛人形=梅の花、春の始まりを感じる方も多いのではないだろうか。

 

段々暖かくなるからこそ、体はその変化についていけずに体調を崩す人も。

何だか目が疲れたり、頭痛がしたり、イライラしている人はいませんか?

何を隠そう私です(笑)

 

ケア方法を知っていても、仕事を優先したり、育児で忙しく意外と自分をケアできていないもの。

 

五行論で言う春にケアするべき「肝」に負担がかかっているからかも知れない。

「肝」とは肝臓だけではない。「気」と言いわれる体のエネルギーの流れ、「血」栄養や血液の流れも

この季節の「肝」に含まれている。

 

ただでさえ全てが動き出し、環境の変化で体に負担がかかるこの季節、しっかり「肝」をケアしないと

血液の巡りや栄養、体のエネルギーが滞り、不安や情緒バランス、頭痛や目の疲れなど、上半身に

症状が出てくる。肝斑と言われるシミができやすくなるのもこの時期。

 

睡眠、リラックス。あえてこの時期はゆっくり、じっくり。体を労って。

 


日本では昔からこの時期、「山菜」の苦味薬草が食されている。

 

 

蕗の薹(Japanische Pestwurz)

タラの芽(Japanischer Angelikabaum)

こごみ(Straußfarn)

 

お茶として

桃の葉(Pfirschtblätter)

 

苦味山菜にはポリフェノールやミネラルが豊富に含まれていて、細胞を活性化する働きがある

肝機能を補うことは、春に向けて溜め込んだ脂肪や老廃物を排出することにもつながっている。

肝を労わるのは東洋だけではない、体調を崩し易いこの時期は西洋ここドイツでも

敢えて私達は苦味の薬草を食すのだ 

 

面白いことに、私達の周りに芽吹いている旬の草花、食材はこの時期苦味薬草が多い。

私達が今必要な要素を含有しているってなんて素晴らしい自然の摂理なんだろう。

 

  

次回は具体的に西洋、ドイツにどんな春の薬草があるかみてみよう。