
春分に入り、周りが春めいてきた今日この頃。
最近のはのんびり色々と考え事をしていました。
言語学が好きだからか、一つ気になる言葉があるととことん考えて調べる癖があります。
その中で最近やたらと気になったのが
「〇〇らしくない」と言う言葉。
実は最近、子供達に勇気を持ってもらいたくて、子供が選んでくれたいつもはつけない
ピンクのマニュキアをつけていた私。
私は昔から色物禁止されていた家庭に育ったので、色物を身につけるようになったのは
ここドイツに来てから。
南仏の義母に色ものを着なさい、と赤いワンピースを渡された時には
本当にドキドキしたのを覚えています。私にはすごく勇気がいる行為だったから。
髪を染めるのも、ネイルを塗るもの同じ。かなり後になってから。
きっと私の親なら、大人らしくない、あなたらしくない、母親らしくない、
沢山のらしくないで私は色遊びなどできなかったのではないかと思います。
今の私のこの仕事はあの時赤いワンピースにチャレンジしなかったら、ヨーロッパの人たちの
ポジティブな言葉がけがなかったら生まれなかった感覚で、とても大事にしている自分の変化です。
実はショッキングピンクのネイルを見て
「あなたらしくない」
と何名かに言われました。
意外とどの世代でも使いそうな、恐らく言っている人は何の悪気もなさそうに
聞こえるこの言葉は、実は受け取る側には心にストンと重石を投げいられたような
気分になる怖い言葉だと私は思う。
言われた側からすると、
私らしいって。。。。この人は私をどう捉えているのだろう。
私の全てを知っているとでも言うのだろうか?
何だか自分の枠を超えてはいけないと言われているようで、心がザワッとなりました。
「その色は似合わないよ」と「あなたらしくないね」は全く違う。
実は、私がピンクのネイルをつけた理由が私の中ではあったのです。
娘はブランドばかり、皆んな同じ服ばかり着ている女子社会に悩んでいました。
自分のスタイルを着ていくと何か言われるかも知れない。
自信を持てと、言葉で言っても勇気には繋がらない。
娘は私がピンクのネイルをドキドキしながらつけていたのを知っていたからか、
ついに先日、家でしか着ていなかった自分のスタイルをドキドキしながら学校に着て行きました!
一歩踏み出した彼女は少し自信がついたみたい☆
私はテストで100点とっても褒めないけれど、
こればかりはとんでもなく褒めちぎりました(笑)
息子も最近変わりたがっていて、髪を染めてみたらどうなるかなぁと言っていました。
保守的な息子にしては珍しい言葉。
私のピンクネイルのサインも虚しく、「僕らしくないから」と言って髪を染めずにカットだけに。
壁を乗り越えるのももう少しかも知れないな。。
今の時代まだまだ自分らしさを出したり、試すのには少し勇気がいる。
でも壁を超えたら新しい自分にも感覚や仲間にも
巡り会えるかも知れません。
身につけるものだけでなく、新しく行動しようとする一歩も同じように
勇気のいることです。
そんな時に〇〇らしくない、気をつけないといけない言葉だなぁと思いました。
目に見えているものが全てじゃないのです。
色々な葛藤やプロセスを経てその一つの行動がきているかも知れないのですから。
サンテグ=ジュペリが
生きるとは徐々に生まれ変わることである
と言っています。
私が大好きな言葉で、人は如何様にも変化可能、いつからでも挑戦することは
可能だと言うことです。歳を重ねるのがウキウキする言葉だなぁと
いつも思っています。
アクセサリー、毎回色味で悩むお客様を目の当たりにします。
色味は侮れないものですよ、時には背中を後押ししてくれる色になり、
ある時は慰めの色にも。
〇〇らしくないなんて言葉に縛られないで。
あなたは自由です。
みんなで自由な色が身につけられ、自由な生き方、自分らしさが心地よく表現できる
そんな世界になったらいいなぁ、と心から思っています。
春分の季節。
アトリエにてそんなお手伝いが少しでもできたら幸せです☆
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