さて、春に私達がいただく桜餅や桜茶。 当たり前のように、季節の植物を、薬草を美味しくいただく日本の文化。 ドイツでは無理だろうか? 眺めてみよう、四季の同じドイツ。きっと同じように春には肝機能を高める薬草が 芽吹いていないだろうか。桜と同じクマリンを含有する薬草、実はあるのです。...
春分は二十四節気でいう春の半分にあたる。 昼と夜が同じ長さになる日としてヨーロッパでも春の始まり。 「自然を讃え、生物をいつくしむ日」 古の人々がこうやって一年を二十四節気に分けて、自然に寄り添い農作業の判断を していた暦。今尚大切にしている日本の文化は素晴らしい。...
冬もキムチを作って楽しんでいたが、春になると春のキムチが食べたくなる。 食べたくなるということは、自分の中では旬なのかなと、思うことにしている。 長年こちらでアミを買って作っていたけれど、最近はもっぱら自分でアレンジした ヴェーガンキムチ。沢山春の薬草を入れて。 いつもお裾分けするので、給食のおばさん並みに大量な量だけれど、...
日本では昔からお彼岸あたりに手前味噌を仕込む。 麹は日本の国菌に認定されている麹菌が生んだ素晴らしい食品。 私達の食生活には麹なしには始まらない。日本の気候風土が生み出した日本だけの麹菌。 私達はなんて素晴らしい自然の恩恵を受けてきたんだろう。 最近は何がどんな栄養価があるとばかり薄っぺらい情報ばかりが溢れているけれど、...
先日息子と散策した時に花が咲く前に採取したヒメリュウキンカ(Ficaria verna)を使って 春の浄血作用ある薬草バターを作ってみた。 このレシピは薬草を変えれば色々と活用できる。 例えばヒメリュウキンカ(採取するのは花さく前の葉、お花は毒性) に似た薬草の味を使ってキンレンカ(Kapuzinerkresse)の辛味を入れてみるとか、...
土の中にいる虫達が春を感じてひょっこり出てくるような暖かさの啓蟄。 ドイツでも散歩に行くとおたまじゃくしが泳ぎ、クロッカスが野原に彩りを添え出している。 さて、ドイツで芽吹いている薬草は一体なんだろう? 実は日本と同じ、春に必要な苦味薬草が沢山芽吹いている。 海外で日本と同じ養生ができないとがっくりなあなた、大丈夫。...
春の始まり。 嵐の後、朝の空気が澄んで何とも綺麗だった。 雨水は二十四節気。 本来は雪溶けが始まり温かな水に変化すること。 私を含め、多くの人は都会でそんな季節を感じることもなく日々を過ごしている。 衣食住どれもが季節感のない今の時代。身体の不調を感じ、地球も叫んでいるのは本来当たり前。...
何処にいても
草花はうつろう
それは古から変わらぬ想い
耳を傾け、忙しない周りに惑わされず
あなたの感じるままに
日々を楽しく
花を知らせる風にまかせて
草花と共にめぐる命を温めよう